温故知新
 福島県福島市にある飯坂温泉は、かつては奥羽三大古湯にも数えられていたが、現在の年間観光客数は最盛期の4分の1まで落ち込んでいる。そこで本設計では、飯坂温泉の再生手法の一つとして、温泉熱・温泉水を資源とした観光まちづくりを提案している。Site1では、伝統産業でもある果物づくりにフォーカスし、温泉熱を利用した温室での栽培を行い、市民と観光客の協働による体験型協働農園の実現を目指している。また、Site3では、温泉熱を使ったアート拠点を展開するなど、お湯だけに留まらない、新しい視点での再生手法にチャレンジしている。これらの提案は、既存旅館の内部空間の再生とリンクしており、建築模型においてもインテリア空間の表現に特に注力している。また、建築の連なりによって、裏通りから川への視界や賑わいが疎外されていることから、建築と建築の間や低層階に抜けの空間を設え、かつての姿を残しながら、風通しの良い空間再生にも取り組んでいる。
担当教員:日本大学 廣田 篤彦 先生 ​​​​​​​

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