風景をつくる喫煙所
本作品は、都市空間において嫌われがちな、「喫煙所」に対し、「喫煙者を排除するのではなく、分煙しながら共存できるようにすべき」という視点を与える意欲的な作品である。作品は、決して大きなものではないが、複数の異なる場所に対してそれぞれ個別のデザインを行なっており、CFD解析による室内の空気の流れ・内部空間の質・街における存在感を同時に計画している。結果として内部空間は、排煙という条件を加えたことによって多彩なデザインに昇華しており、閉じた箱になりがちな喫煙所を、これまでとは全く異なる次元へと押し上げている。「インテリアを空気の流れから考える」という観点から、大変刺激的で挑戦的な作品であると評価し、推薦したい。
担当教員:芝浦工業大学 猪熊 純 先生
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