小景は潜む - 山に眠る情景への足がかり -
 宮川葵衣さんの作品は、山の中にのみ潜在する情景に着眼し、人々を山の中へと誘う建築およびランドスケープの提案である。一言でいえば「自然に呼応する建築」を追求したものとして高く評価できる。具体的には山の「地形」を詳細に読み解きつつ、自然の「素材」との調停を図ることによって、固有の情景と空間体験をつくりあげ、それらが動的に展開される仕掛けとなっている。自身の山を走る体験に基づくリアリティには好感が持て、他の作品にはみられない空間性を感じることのできる作品である。
担当教員:東京理科大学 郷田 桃代 先生 ​​​​​​​

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