「働く」と人が集まるマチカド
 敷地は岡山市の緑道公園沿い、雑居ビルが建ち並ぶエリアの角地である。コロナ禍を経て多様化した「働く」という概念と、築古オフィスビルの利活用という社会課題を掛け合わせ、複数の建物や土地を一体的に再編することで新たな価値の創出に成功している。誰かの「働く」が「人」を呼び、何気ないマチカドが地域の核として機能しはじめる―そんな豊かな未来像を予感させる計画である。多目的広場やデッキ・テラスなどの屋外空間を効果的に配置し、床仕上げの切り替えや開口部の工夫によって内外の境界をあいまいにしている点や、既存建物の高低差を活かした空間のつなぎ方など、インテリアデザインの観点からも高く評価できる優れた作品である。
担当教員:岡山県立大学 畠 和宏 先生

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