工場を穿つ ー 味噌の伝統をアーカイブする新しい工場建築の在り方 ー
卒業制作「工場を穿つ」は味噌産業の衰退と工場の閉鎖性に着目し地域と味噌の関係性を再構築する新たな工場建築を提案するものである。味噌工場の生産動線を維持しつつ、その隙間に地域住民が利用できるギャラリー空間を挿入することで、蔵人と住民の交流を生み出し味噌の製造工程を可視化しながら伝統を日常に溶け込ませることを可能にしている。工場というブラックボックスに埋もれがちな味噌文化を地域と共に守り継承していくための空間として、規格化された工場建築に地域や企業の意図を反映させた点が評価される。
担当教員:東京電機大学 日野 雅司 先生
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